◆第85回菊花賞・G1(10月20日、京都競馬場・芝3000メートル)追い切り=10月16日、栗東トレセン
父子制覇を目指すメイショウタバル(牡3歳、栗東・石橋守厩舎、父ゴールドシップ)は、CWコースを単走。手前から登場し、道中は力んでいたが持ったまま64秒3(6ハロン80秒9)―11秒3と、5ハロンではこの日2番目に速い全体時計でまとめた。騎乗した浜中俊騎手は「CWコースに入るまでにかなり手こずりました。そこからキャンターに行った時もちょっとテンションが高かったので、今週はもう先週と逆に全然折り合いがつかなかったというか…。当該週ですし、テンションも上げたくなかったのでもう少しサラッとやるつもりだったんですけど、時計も早くなってしまいました」と少し厳しい表情で振り返った。
ただ、相棒を信頼し「どのポジションになるかはわからないんですけど、とにかく馬を落ち着かせていければ。(3000メートルに関しては)やっぱり折り合いが一番のテーマになると思います。通用する力は持っていると思いますので、いい結果が得られるといいなと思っています」と気を取り直していた。