西山の日曜注目馬【中山11R・ディセンバーS】

 中山11R・ディセンバーステークスエコロヴァルツから入る。前走の菊花賞(9着)は有利とはいえない外枠に加え、道中で不利を受けたのも痛かった。ただ、初の3000メートルでも折り合いに問題はなく、2走前のセントライト記念(3着)と同様に落ち着いたレース運びができていた。

 中7週と少し間隔は空いたが、栗東・CWコースでの追い切りでは2週前、先週と併せ馬で先着。今週は坂路で単走馬なりの微調整も、力強い脚取りで駆け上がっていた。状態面に不安はない。

 もともと昨年の朝日杯FSで2着の実績があり、皐月賞も7着とはいえラスト3ハロンはレガレイラと並ぶ最速タイ(33秒9)をマーク。リステッドなら力は上位の見立てだ。

 コントラポストの前走は、ハイペースを4角3番手から押し切る着差以上の強さ。本格化を感じさせる好内容で、オープン初戦から勝負になる。コンクシェルは今回と同じ舞台の中山牝馬Sの勝ち馬。マイペースでいけば最後までしぶとく、今回は単騎逃げ濃厚。斤量57キロをこなせれば粘り込みがある。

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