【東京6R・3歳未勝利】超良血馬アロンズロッドが待望の初勝利 国枝調教師「何とかダービーにね」

初勝利を飾ったアロンズロッド(右)(カメラ・荒牧 徹)
初勝利を飾ったアロンズロッド(右)(カメラ・荒牧 徹)

 2月8日の東京6R・3歳未勝利戦(芝2400メートル=18頭立て)は、18、20年の年度代表馬に輝いた名牝アーモンドアイの初子で注目を集めるアロンズロッド(牡、美浦・国枝栄厩舎、父エピファネイア)が、デビュー4戦目で待望の初勝利を挙げた。勝ち時計は2分26秒9(良)。

 真ん中の10番枠からまずまずのスタートを決めて、前半は中団に構えた。前半1000メートル通過1分2秒6のスローペースとあって、2コーナー付近でで位置を4番手まで押し上げて、直線では外に出してスパート。逃げ粘るインパクトシーを最後はとらえて、1馬身1/4差をつけた。

 ルメール騎手は「アロンズロッドはいい手応えでした。前の馬もすごく頑張っていて、3、4馬身くらい後ろで、ちょっと心配したけど、最後まで伸びると思っていた。2400メートルはちょうどいい。この馬はアーモンドアイの子で超良血。(ファンの歓声は)重賞みたいだったね」と、満面の笑みで振り返った。

 国枝調教師は「よかったよ。いい感じで外に行って、逃げ馬が楽だったから届くかなと思ったけど、今までにないしまいがしっかりとした競馬ができた。レースが終わってからの雰囲気に余裕があっていいよね。そういう意味でも楽しみ。何とかダービーにね」と、ホッとした表情で勝利をかみしめた。

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