【東京11R・早春ステークス】◎タイセイフェリークから入る。前走は重賞初挑戦で3着。道中は中団でじっくりと構え、直線は勝ち馬と併せ馬の形でしぶとく伸びて見せ場を作った。G2への格上挑戦で真っ向勝負を挑んでの0秒1差は高く評価できる。3勝クラス初戦だった2走前の2着も0秒1差の惜敗。この2戦の結果から、現級では力上位の見立てだ。
3か月ぶりの今年初戦となるが、1月中旬から順調に乗り込まれ、今週の栗東・CWコースでは自身3位の好タイムとなる6ハロン82秒8―11秒5を馬なりでマーク。終始、余裕のある動きで仕上がりに不安はない。
近親にG1馬のレーヴディソール、G22勝のレーヴミストラルがいる血統で、この馬もまだ上を目指せるはず。自己条件に戻れば勝利を手にできる。
ギャンブルルームの前走はハイペースを3番手で運び、直線は上がり最速で3馬身半差をつけた。あの内容なら昇級初戦から勝負になる。ダービー3着など当舞台と好相性のハーツコンチェルトは骨折明けでも侮れない。