大きな一戦(栗東)

グローリーリンク
グローリーリンク

 こんにちは、山本です。今日は先週に続き、金曜日は梅田の会社からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、つい最近のこと。ニュースを見ていると、ある芸人さんがオンラインカジノで賭博をしていたということで活動自粛を伝えられたといいます。ちょっと前には某女性銀行員さんが総額17億円を横領していたというニュースが流れていましたが、そこには「FXや競馬などにつぎ込み」という文字。相変わらず嫌になります。

 大体ね、ほとんどの人が自分の小遣いや使える限度額を守って、競馬という競技を、いや遊びでもいいですよ、とにかく楽しんでいるんですよ。いやね、正確に言うと、その日の予算を超えて、11~12Rで大逆転を狙う→ほぼほぼ大後悔なんてことは多々ありますよ。とはいえね、常識的なラインは超えたことがない(はず…)。こういうニュースが出るたびに「競馬=悪」のイメージが深まっていく。馬自身のことだけでなく、携わる人のドラマなどを真剣に伝えたいワタクシたちにとって、それが何より悲しい。いわんや、関係者の方々はなおさらです。まぁ、こんなニュースは本当に勘弁してほしいところです。

 ということで、そろそろ本題へ。明日の競馬から見ていきましょう。

 まずは京都3R。友道厩舎でドウデュースの弟、エンダードラゴン(牡、父リアルスティール)が2戦目を迎えます。入念すぎる調教を施したデビュー戦は大外を回りつつ、長く脚を使う競馬で2着。「思ったよりも普通に競馬をしてくれました。使って、落ち着きも出てきましたね」と友道師は叩いた効果を感じているようでしたね。元々、動きに関してはデビュー前から評価されていた馬ですし、要は力を出し切れるか、ですね。

 続いては東京9R。ここは松永幹厩舎のカロローザ(牝、父ナダル)が復帰戦を迎えます。松永幹厩舎のナダル産駒といえば、メルキオルやクァンタムウェーブ(骨折は残念!)など特にダートの印象が強いんですが、松永幹調教師は「この馬は芝でも十分にやれるナダルだよ」と説明します。ゲート再審査などで間隔はあきましたが、「動けていますからね。1勝クラスなら決めたいところです」と手応え。ここで勝って、クラシック戦線へ向かいたいところでしょう。そうそう、京都5Rのソレエスピアージャ(牝、父キタサンブラック)も「前走は惜しい競馬。動きもいいからね」と、デビュー戦は熱発で当日乗り替わりの武豊Jとのコンビで初勝利を狙います。

 さて、明日の注目は京都10RのエルフィンSかな。まずは友道厩舎のカムニャック(牝、父ブラックタイド)です。新馬Vの後は調子を上げきらずにアルテミスSで6着。「走りのバランスが悪くなって、明らかに新馬と違う雰囲気でした」とトレーナーは振り返ります。今回は立て直しての一戦。現時点の見立ては「前走のようなことはないと思う。新馬の時に近い動きをしています」というものです。正直、「近い」ということで、絶好調だった時の新馬まであと一歩なのかな、といった感じ。とはいえ、復調気配にあるのは間違いないと思いますし、地力の違いでねじ伏せてくれても、と思っています。

 続いては吉岡厩舎のグローリーリンク(牝、父キズナ)です。既走馬相手だった初戦が後続を突き放す圧勝。騎乗していた岩田康Jも「思った以上のパフォーマンス」と高く評価していました。そして、今回は中1週での転戦。新たにコンビを組む松山Jは今週の調教に騎乗しました。「未出走で勝ち切るくらい、能力は高いと思う。調教の動きは良かった。乗りやすいし、センスがありそう。もう一つ、ギアがあるような感じです」とかなりの素質を感じていましたね。無傷2連勝なら当然、新星候補でしょう。

 ここに昨夏の新馬V以来の復帰戦となる橋口厩舎のダノンフェアレディ(牝、父キズナ)がどう絡むか。実は今週、取材できなかったのですが(スイマセン…)、「橋口番」の大阪本紙・山下記者によると仕上がりはよさそうです。で、この馬の名前が出ると思い出すのが、新馬で2着だった松下厩舎のショウナンザナドゥ(牝、父キズナ)です。来週のクイーンCに出走を予定しています。今週は1週前追い切りを消化しました。「鞍上も絶賛してくれましたし、動きは良かったです。ただ、体がもっとふっくらして欲しいです」と松下調教師。現時点では前走より、少し減るかもしれないとのことです。この1週で維持して、いや、増やして、レースに向かいたいものです。

 このエルフィンSと来週のクイーンC。結構な素質馬が集まっていて、今年の牝馬戦線を占ううえで大切な一戦になりそうな予感がします。

 では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

東京3R・13アドマイヤデイトナ(とにかく前走は相手が強すぎた。後続には2秒5差。同じ舞台なら、まず負けない)

 続いては「馬券王への道 延長戦」をどうぞ。

京都8R・8アイキャンドウイッ(「今は本当にいい」と池江調教師がかなりの感触)

小倉6R・12アニュレス(初戦が地味にいい脚で伸びていた。距離に対応すれば外差し馬場で)

小倉8R・9アメリカンチーフ(「体を使って走れるようになってきました」と生野助手。今の具合の良さで1700でも)

小倉11R・12シークレットキー(先行激化必至。ここは差しが利く)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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