こんにちは、山本です。今週は通常通り、水曜は栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、先週末のこと。ワタクシは車を北へ、北へと走らせていました。当ブログに何十回と登場している三宮(神戸の繁華街)の行きつけのBAR。そのマスターはもう70代半ばになり、昨年大きな手術をしたんですよね。最近も店に立っていますが、長時間の運動は当然しんどい。で、ふと思ったんです。10数年前に亡くなり、マスターとお盆前に皆で行っていた奥さん、我々にとってはママさんのお墓に今年は行けないんじゃないか、と。実は神戸から車で2時間近くかかる、片田舎に眠っているのです。
店の常連さんと二人で行きましたよ、ママさんに会いに。少しだけ掃除をして、ろうそくに灯をともし、お線香をあげて、お酒もお供えして。10数年たった今も当時と変わらぬつもりで頑張っていますが、果たして空の向こうから、どんな風に見えているのやら。まぁ、いまだに馬券に積極的に参戦していることには呆れ返っているんでしょうね、きっと。だって、その日は驚くほどに馬券でやられましたから…。
ということで、真面目に仕事をしているところを見せないといけないので、そろそろ本題へ。今日も栗東からのナマ情報を中心にお伝えします。
まずは須貝厩舎。セントポーリア賞で4着だったキングメーカー(牡、父スワーヴリチャード)はゆきやなぎ賞で巻き返しを狙うことになりました。「結果的に早めの競馬になったからね。レースまで在厩で、しっかり乗り込むつもりです」と須貝調教師は巻き返しへ力が入っていました。
そして、帰ってきました。セレクト3億円ホースのショウナンバルドル(セン、父ブリックスアンドモルタル)です。オッと思った方もいるでしょうが、去勢手術を受けて、戻ってきました。今後は状態を見つつ、すみれSへの出走を視野に入れているとのこと。去勢効果も含めて、今後の取材ですね。
そして、シンザン記念2着以降は放牧に出ているアルテヴェローチェ(牡、父モーリス)です。こちらは今春、マイル路線に向かうことを正式に聞きました。大目標はもちろん、NHKマイルC。今後はアーリントンC改めチャーチルダウンズCかNZTを使った後、本番へ向かいます。「大きなところを狙える力はあると思っている」と期待の一頭ですね。
ホープフルSで14着だった松永厩舎のヤマニンブークリエ(牡、父キタサンブラック)は引き続き、武豊JとのコンビですみれSへ向かうことになりました。あと、年頭の3歳1勝クラスで2着だったデルアヴァー(牡、父Frankel)は大寒桜賞での復帰を視野に考えているようです。
続いては吉岡厩舎。今週は注目の牝馬2頭がスタンバイしていますが、個人的にはテレサ(牝、父アドマイヤマーズ)にも注目しているんですよね。新馬勝ち直後だった前走のつわぶき賞は忙しい競馬になったこともあり、4着だったんですよね。今後は関しては「新馬から距離を詰めて、内容が良くなかったので、延ばしていこうということになりました」と吉岡調教師は説明。ということで、今後はアルメリア賞を目指すようです。狙うは樫路線かな。この馬、能力は高いと思っています。
続いては次走系とは、ちょっと離れまして、阪神JF2着だった松下厩舎のビップデイジー(牝、父サトノダイヤモンド)についての話を。復帰戦のチューリップ賞へ向け、明日栗東に戻ってくるようです。「いいですよ、体はふっくらしています」と松下調教師。この馬、2走前に1800メートルで勝ち、前走のマイルで2着。「追走に忙しそうでしたけどね。ただ、それでも最後は伸びているし、スタミナがあると思います」と冷静に分析していました。こちらも樫の舞台まで、楽しめそうな雰囲気です。
ということで、ここまで書いて、アルテヴェローチェ以外は花の名前のついたレースばっかりだったな、と。そうそう、杉山晴厩舎のエリカエクスプレス(牝、父エピファネイア)は戸崎Jで桜花賞直行が決まったそうですし、ダート路線では年明けに2勝目を挙げたドンインザムード(牡、父アジアエクスプレス)は田辺JとのコンビでヒヤシンスS。やっぱり、どこまでいっても、花の名前の日かな。今日はここまで、また明日です。ではでは