◆エルフィンS・リステッド(2月8日、京都・芝1600メートル、牝馬限定)
昨年6月の新馬戦を好時計で快勝したダノンフェアレディ(牝3歳、栗東・橋口慎介厩舎、父キズナ)が戦列に復帰する。新馬戦の2着馬は後に阪神JFで4着に好走したショウナンザナドゥで、レースレベルは高い。
前走後は左前肢の種子骨じん帯を痛めてしまったことで休養が長引いたが、先月29日の1週前追い切りで坂井瑠星騎手が騎乗。CWコース6ハロンを80秒9―11秒4の好時計で鋭く動いた。正直、それまでは物足りない動きだったが、このひと追いでグンと上向いてきた感じがある。
ここはアルテミスSで1番人気に推された友道厩舎のカムニャックや、デビュー戦を圧勝した吉岡厩舎のグローリーリンクなど強敵がそろうが、桜花賞に出走するためには負けられない一戦だ。(山下 優)