世界的大馬主のアガ・カーン4世殿下が逝去 ルメール騎手が哀悼の意「緑の帽子、赤いエポレットを着用できたことは名誉」  

アガ・カーン4世殿下
アガ・カーン4世殿下
クリストフ・ルメール騎手
クリストフ・ルメール騎手

 イスラム教の指導者、実業家で、競馬界では世界的なオーナーブリーダーとして知られるアガ・カーン4世殿下が2月4日、ポルトガルのリスボンで死去したことが分かった。88歳で亡くなったとアガ・カーン開発ネットワーク(AKDN)のホームページで発表した。

 凱旋門賞は4勝。2008年に無敗7連勝で仏G1凱旋門賞を制して引退したザルカヴァ、種牡馬としても成功したダラカニなど、数々の世界的名馬を生産。英ダービーは5勝で、1981年に10馬身差で圧勝したシャーガーなどを送り出した。

 かつてフランスで主戦として騎乗したクリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=は「象徴である緑の帽子、赤いエポレット(肩のデザイン)を着用できたことは名誉であり、誇りでした。ご遺族に哀悼の意を表します」とX(旧ツイッター)に投稿した。

2008年の凱旋門賞をザルカヴァで制した時のアガ・カーン4世殿下(中)とスミヨン騎手(右)(AP)
2008年の凱旋門賞をザルカヴァで制した時のアガ・カーン4世殿下(中)とスミヨン騎手(右)(AP)

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