世界最高の1着賞金1000万ドル(現在の為替レートで約15億円)を誇るサウジカップ・G1(2月22日、キングアブドゥルアジーズ競馬場・ダート1800メートル)は、強力な米国勢の回避が相次いでいる。
1月26日のペガサスワールドC・G1を圧勝したホワイトアバリオ(牡6歳、S・ジョセフJr.厩舎)が出走予定だったサウジCを回避すると、米国の競馬メディア「ブラッドホース」などが6日に報じた。すでに昨年のBCクラシック覇者シエラレオーネ(牡4歳、C・ブラウン厩舎)もドバイWCを含めた中東遠征を回避することが報じられている。
今年の世界最高賞金レースには、2023年パンサラッサ以来の勝利を目指す日本からフォーエバーヤングをはじめ、ウシュバテソーロ、ウィルソンテソーロ、ラムジェットなどが参戦を表明。さらにダート初挑戦の香港のロマンチックウォリアーや昨年のドバイWC覇者ローレルリバーなど豪華メンバーが集結する予定だ。
米国馬の回避ニュースにSNSでは「米国勢はかなり手薄なメンバーになってきちゃったぞ」「エバヤンで決まりかな」「エバヤンvsロマウォの一騎打ちみたい」「シエラレオーネとエバヤンの再戦楽しみにしてたから残念」「回避続出で日本馬注目!」「回避馬続出でエバヤン注目度爆上がり!」「日本馬のチャンス到来?」などの声が寄せられている。