◆第52回佐賀記念・Jpn3(2月6日、佐賀・ダート2000メートル、重)
中距離のダートグレード競走は11頭(JRA5頭、佐賀3頭、他地区3頭)で争われ、坂井学騎手が騎乗した7番人気でJRAのメイショウフンジン(牡7歳、栗東・西園正都厩舎、父ホッコータルマエ)が逃げ切ってV。前走の師走S8着から巻き返して重賞初制覇を飾った。
昨年も佐賀記念に出走して3着。連覇を狙ったノットゥルノなどを破って雪辱を果たした形となった。
2着には2番人気で高知のシンメデージー(吉原寛人騎手)、3着には1番人気のJRAのノットゥルノ(鮫島克駿騎手)が入った。勝ちタイムは2分8秒7。
酒井学騎手(メイショウフンジン=1着)「ハナに行くのが理想の形。佐賀は内をあけて走るんですが、きょうは内を通ってでもハナを取ろうと思ってました。ブリンカーを2走前からつけはじめて、その効果でいきっぷりがよくなって、道中も気を抜かずに走ってくれました。後ろを気にしている余裕はなく、ゴールまでしっかり追いました。素早く反応できるタイプではなく、(3着だった)昨年を踏まえて早め早めに、と思っていて、それに応えてフンジンが走ってくれました」