【日経賞】白毛の二刀流ハヤヤッコが今年の始動戦 国枝調教師「有馬は張り切りすぎちゃって」

ハヤヤッコ
ハヤヤッコ

◆第73回日経賞・G2(3月29日、中山競馬場・芝2500メートル)

 芝、ダートで重賞勝ちがある白毛の二刀流ハヤヤッコ(牡9歳、美浦・国枝栄厩舎、父キングカメハメハ)は、2走前のアルゼンチン共和国杯で久々の勝利を飾った。ゴール後の東京競馬場は拍手に包まれ、人気の高さは現役トップクラスだ。

 前走の有馬記念は15着に敗れたが、行きっぷりよく先行し、レースを盛り上げた。「有馬の競馬は張り切りすぎちゃってね。エーッと思った」と国枝栄調教師も驚くほどに年齢を重ねても元気いっぱい。

 19日の美浦・Wコースでは吉田豊騎手を背に5ハロン69秒2―12秒4。直線で追われると僚馬に脚色は劣ったが、「あまり調教は動かないのでね」と指揮官に気にする様子はなく、「2走前くらいの競馬なら」とアルゼンチン共和国でごぼう抜きした末脚を期待している。

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