記者コラム - ヤマタケ 馬券王への道

　先週のケフェウスＳで福永厩舎のフライライクバードが勝利。福永師は騎手時代に自ら購入を勧めた馬と明かし、「騎手でも勝って、調教師でも勝てて良

　不来方賞３着だったサトノフェニックスがジャパンダートクラシックではなく、グリーンチャンネルＣ（１０月６日、東京）へ向かう。「距離を考えまし

　先週の中京。セントウルＳ後の松山騎手は祈るような気持ちで中山の京成杯ＡＨを見守っていた。サマージョッキーズＳに加え、主戦のトゥードジボンが

　シンエンペラーの現地での調整で、Ｃデムーロ騎手が一度追い切りに騎乗。全兄で２０年の凱旋門賞馬ソットサスの主戦だったとはいえ、異色のコラボに

　明らかに狙っている。２戦２勝のオーロラエックス（牝３歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父サトノダイヤモンド）は６月に１勝クラスを勝って以来の実戦。そ

　先月は北海道にいた矢作厩舎の福岡助手と栗東で再会した。担当のドナベティは最終週に快勝。「締めましたね」と声をかけると、「実は…」と苦笑いで

　今週、当社ＨＰで荻野琢騎手を取り上げたが、一つ書き切れなかったことがある。それはユーキャンスマイルの２４年阪神大賞典。約５年１０か月ぶりの

　これほどモデルチェンジがハマった例はあまり記憶にない。３歳時には葵Ｓのロケットダッシュなどスピード一辺倒だったモズメイメイ（牝４歳、栗東・

　【中京１１Ｒ・小倉２歳ステークス】今夏の思い出は初めて新潟競馬場を訪れたこと。最初の取材がジャスパーディビネの新馬勝ちだった。騎乗した松若

　北海道に出張していた先週、関東の小林勝騎手を初取材。一頭、一頭丁寧に騎乗馬をジャッジしてくれた。その２年目のホープは先週、複勝回収率が４６

　登録１５頭中、新馬勝ち直後の参戦が９頭。なかでも注目しているのがショウナンマクベス（牡、美浦・武市康男厩舎、父リオンディーズ）だ。６月に行

　フランスのサンチアゴ騎手が２３日に札幌を視察した。芝コースを約１時間歩いて１周したこと、筋骨隆々な体にも驚いたが、取材応対もすごかった。何

　過去１０年で３歳馬が【２・３・０・１８】と古馬相手にも十分に通用している一戦。今年は２年ぶりに、しかも２頭参戦するが、中でもエトヴプレ（牝

　土曜朝の取材中、矢作厩舎の藤田助手に声をかけられた。久々の再会だったが、北海道へ来る前は小牧太騎手のＪＲＡラスト騎乗Ｖ（７月２１日の小倉）

　須貝調教師に「うちの今年の２歳、いいだろ」と声をかけられた。確かに現２歳の新馬戦は《１》〈２〉《１》〈２〉《１》《１》着で連対率１０割。も

　１０日は早朝から栗東で小倉記念の直前取材。その中で佐々木調教師と実に１時間ほどの雑談となった。暑熱対策や夏季番組など最初は競馬絡みだったが

　８日に栗東トレセン親子体験ツアーで小学生を、９日にインターハイ優勝の栗東高校馬術部を取材した。どちらも将来は競馬の世界に興味を持っていたが

　７月３１日。ＪＲＡ所属で２１年目の最終日だった小牧太騎手を取材した。「後半は苦しいことも多かったけど、こんな状況はなかなかない。これで何が

　音無調教師は来春に定年引退。手がけたクリソベリル、インディチャンプ、ピクシーナイトの子供はその後にデビューする。「インディチャンプの子供は

　先週は初の新潟出張。現地でアイビスＳＤを始めとするレースを見てきたが、印象的だったのが芝もダートも圧倒的に先行有利だったこと。とにかく、前

　今週は初の新潟出張。初めて見た“直千”は想像以上にスタート地点が遠く、直線が長くて驚いた。しかも、今週は変則時間割で土曜は朝１０時５分から

　この２週は新潟の平場にも半分近く、関西馬が出走する。一昨年も行ったが、この期間は印を打たない新潟平場からも推奨馬を。今日は松永幹調教師が「

　今年も関西から２歳の素質馬が夏の新潟に参戦する。特に２８日の芝１８００メートルは母に重賞ホースを持つ２頭に注目。母ドナウブルーのディアナザ

　福永厩舎は４月２８日以降、勝ち星から遠ざかっているが、トレーナーに焦りの色は全くない。「今は２歳ばっかりやなぁ」と笑顔で口にするように、ト

　今夏は２８日のクイーンＳが熱い。Ｇ１馬で復活を狙うスタニングローズや、Ｇ１で上位争いをするウンブライル、ドゥアイズも参戦を表明。さらに、成

　セレクトセール取材は過去に１８年の一度しかない。そのセリからデアリングタクトやタイトルホルダーなどが出ているが、この２頭の落札額は１２００

　ヤンキーバローズ（牡、栗東・上村洋行厩舎、父エピファネイア）の初戦は５頭立て。２着との着差は１馬身で正直、派手さはなかった。「本当に気性が

　【小倉７Ｒ・３歳未勝利】ホウオウセイメイだ。喉の手術と去勢明けで１０か月半ぶり、キャリア１戦、前走は勝ち馬から４秒６差の最下位…。とても買

　ヤマニンウルスは前走時で５８２キロ。しかし、斉藤崇調教師は「フレーム的にもっとあってもいいぐらい」と口にする。今週の追い切り前で５８６キロ

　今年は６月施行だが、北九州記念は現地取材が少ない。例年、同日の札幌記念取材が多いためだ。過去１０年で現地取材は菱田騎手がアレスバローズで重

　函館５Ｒでデコピンがデビューするが、先週の函館に友道厩舎のショウヘイという２歳馬も入っていた。伯母に牝馬２冠のミッキークイーンを持つサート

　現３歳世代を語るうえで、昨年の京都２歳Ｓがポイントと何度も書いてきた。改めて振り返ってみても、間違いはなかったと思う。当時の出走馬の、その

　前回の京都開催だった０６年宝塚記念。競馬記者歴８か月の記者がディープインパクトの勝ち原稿を唯一書いたレースで、しかも一面（大阪版のみ）だっ

　須貝厩舎は来月７日の函館・芝１８００メートルで昨年の桜花賞で２着だったコナコーストの弟マジックサンズがデビューする。「動きがいいし、洋芝が

　苦い記憶がよみがえる。天皇賞・春の最後の直線。本命のディープボンドと対抗のテーオーロイヤルで「できた！」と思った瞬間に、後方から脚を伸ばし

　先週の三宮Ｓ。ラインオブソウルは生野助手も松若騎手も「今回は久々が…」と感じていたが、直線だけの競馬で１０番人気ながら２着に浮上した。「そ

　スレイプニルＳ（日曜東京１１Ｒ）出走のバハルダールは６月１２日の追い切り後、美浦入り。当日に競馬場へ入る。「輸送で前日に競馬場に入るとうる

　約１か月前。「動きがまるで違う」と友道調教師が驚いた表情で口にしたのが京都４Ｒのフレミングフープだ。前走後に喉の手術を受け、帰厩後は好時計

　香港のロマンチックウォリアーは安田記念も勝ち、のべ３０頭の日本馬との対戦でまだ先着を許していない。日本競馬を愛する記者にとっては悔しい限り

　西の新馬が京都で始まり、今月末から小倉へと続く。５月から栗東で夏コクの名物と言える九州産馬の姿も…。例年、九州産馬によるひまわり賞は小倉２

　福永調教師から「昔からお世話になった馬主さんは大事にしたい」と何度も聞いてきた。あす２日の京都５Ｒに送り出す初の２歳馬カムイカルの馬主は協

　日本ダービーで当初、賞金１６００万円で２分の１の抽選対象だったサンライズアースとミスタージーティー。アースの渡辺厩務員は「（ジーティー）担

　今週、矢作調教師は東京駅で新幹線を待つ間に八重洲口でダービーウィークに特別設置されている白毛馬のロボットを見ていた。「動きとか本当にすごい

　友道厩舎といえば、芝の中長距離路線が主戦場であることは、競馬ファンならご存じだろう。ところが、ロードフォアエース（牡３歳、父ロードカナロア

　荻野琢は今年３勝だが、その中の２勝を挙げたネッケツシャチョウ（東京１０Ｒ）と１勝を挙げたデルマアートマン（京都６Ｒ）が今日、東西に分かれて

　友道厩舎にまだ未出走という珍しい４歳馬が入っている。シャスティフォルという外国産馬で、凱旋門賞連覇のエネイブルのおいにあたり、父も同じナサ

　クラス分けの呼称が５００万以下→１勝クラスなどに変わり、もうすぐ５年になる。当初は「１勝クラスってそのままの呼び方やん」とよく聞いたが、今

　【東京１１Ｒ・京王杯スプリングカップ】ダノンスコーピオンは福永調教師が開業初日を始め、何度もコンタクトを取ってきた。実に２か月以上も乗り込

　杉山佳調教師から出走回数へのこだわりを聞いたことがある。２１年の開業から３年連続で増やし続け、今年も昨年を上回るペース。２０馬房ながら、今

　今年から現場に復帰し、約１年ぶりの競馬場勤務だった１月６日の京都。最初の取材は坂井騎手が「期待していた」と語ったテーオーパスワードの新馬Ｖ