横山典、メジロライアンへの感謝を語る「巡り合ってなかったら、また違う人生だったなと思う」

レース終了後、パドックでトークショーを行った横山典(カメラ・池内 雅彦)
レース終了後、パドックでトークショーを行った横山典(カメラ・池内 雅彦)

 JRA競馬博物館の秋季特別展「メジロ牧場の歴史 “白と緑”の蹄跡」が10月6日、秋の東京競馬開幕に合わせて始まった。最終レース終了後のパドックでは横山典弘騎手(50)=美浦・フリー=のトークショーが開催され、集まった約700人のファンを沸かせた。

 横山典はデビュー当初から、メジロタイヨウやメジロムサシでG1を制した父・富雄さんの縁がきっかけで“メジロ軍団”から騎乗依頼を受けるようになった。特に思い入れの深い1頭は、日本ダービー2着などクラシック制覇には手が届かなかったが、1991年の宝塚記念を制したメジロライアン。「巡り合ってなかったら、また違う人生だったなと思う。僕が乗った馬の中で、一番マッチョで筋肉ムキムキで、毛色も黄金に輝いていた」と、感謝の気持ちを込めて懐かしんだ。

 7日の東京5R・2歳新馬戦では、メジロライアンの孫で、名牝メジロドーベルの最後の産駒、ピンシェル(牡、美浦・高橋文雅厩舎)のデビュー戦に騎乗する。「これも縁ですよね。いろいろな夢が詰まったピンシェルなので楽しみ。(性格は)おとなしいけど、動かすと動けるので楽しみです。どっしりしていて、気持ちの面では大物なのかな」と心待ちにしていた。

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