【サウジアラビア騎手招待】武豊は計10ポイントで総合8位タイ「独特の競馬を経験できた」

 サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で28日、男女各7人の世界の名手が4競走に騎乗してポイントを争う「STCインターナショナル・ジョッキーズ・チャレンジ」が行われ、日本から唯一、初参戦した武豊騎手(50)=栗東・フリー=は、9着、6着、2着、8着の計10ポイントで総合8位タイに終わった。

 自身16か国目となる海外遠征先で白星は飾れなかったが、「1勝したいという気持ちはあったけど、楽しかったです。サウジは独特の競馬というのを経験できたのはよかった。(ダートコースは)とにかく乗っていてすごくよくて、砂というか土というか、ウッドチップの入っていて、アメリカのダートにオールウェザーが混ざった感覚。キックバックが少なくて、ジョッキーにもいい」と、新鮮な気持ちで充実の表情を見せた。

 サウジカップデーの29日には、サンバサウジダービーC(ダート1600メートル)に出走するフルフラット(牡3歳、栗東・森秀行厩舎)とサウジアスプリン(ダート1200メートル)に挑むマテラスカイ(牡6歳、同)に騎乗する。「相手は強いけど、チャレンジ精神旺盛な森厩舎の2頭なので、日本馬初勝利になればいいですね」と、気持ちを新たにしていた。

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