◆宝塚記念(6月27日、阪神・芝2200メートル)2週前追い切り(9日、栗東トレセン)
昨年の宝塚記念、有馬記念に続くグランプリ3連覇を狙うクロノジェネシス(牝5歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父バゴ)が、CWコースで力強い動きを見せた。
厩舎所属の団野大成騎手が北海道シリーズに参戦しているため、福永祐一騎手(レースはクリストフ・ルメール騎手)が代役として騎乗。単走で6ハロンから馬なりでラストまでしっかり脚を伸ばした。
福永騎手は「(調教でも)依頼があれば一度は乗ってみたいと思っていました。さすがにいい馬。バランスが良くて、パワーもある」と評価。斉藤崇調教師は「いつも(帰厩後の)1本目はスイッチが入っていなくて重たい部分がありますが、馬が自分で体をつくっていくので心配していません。これで良くなってくると思います」と信頼を口にした。
ルメール騎手は1週前追い切りと最終追い切りで騎乗する予定。