【JBCクラシック】船橋のミューチャリーが地方馬初V 吉原寛人騎手「信じられない。こんな日が来るんですね」

地元のエース・吉原寛人騎手騎乗のミューチャリー(左)がオメガパフュームの追い込みを振り切り交流G1制覇(カメラ・高橋 由二)
地元のエース・吉原寛人騎手騎乗のミューチャリー(左)がオメガパフュームの追い込みを振り切り交流G1制覇(カメラ・高橋 由二)
ミューチャリーで大仕事を果たし、笑顔でポーズする地元のエース・吉原寛人騎手(カメラ・高橋 由二)
ミューチャリーで大仕事を果たし、笑顔でポーズする地元のエース・吉原寛人騎手(カメラ・高橋 由二)

 ◆第21回JBCクラシック・交流G1(11月3日、金沢・ダート2100メートル、良)

 12頭立て(JRA5、地方7)で争われ、6番人気のミューチャリー(牡5歳、船橋・矢野義幸厩舎、父パイロ)が、地元・金沢の吉原寛人騎手に導かれ、直線で力強く先頭に立つと、JRAの2番人気オメガパフューム(ミルコ・デムーロ騎手)の追い上げを半馬身差で封じた。JBCクラシックの地方馬のVはレース史上初。勝ち時計は2分13秒1。

 3番人気のチュウワウィザード(戸崎圭太騎手)が3着だった。1番人気のテーオーケインズ(松山弘平騎手)は4着に敗れた。

 吉原寛人騎手(ミューチャリー=1着)「信じられない、本当に。こんな日がくるんですね。オーナー、矢野先生に前走から乗せていただいて、馬の感触をつかむことができたので、本当に感謝しています。前回の白山大賞典と返し馬の動きが違ったので、いい動きできるなと思いました。レースではなるべく(先行する)カジノフォンテンの近くにいたいなと思っていたんですが、最高の位置で運べて、このまま直線まで行ってくれと思って乗っていました。4コーナー、直線とすごく手応えが良くて、ミューチャリーが鳥肌たつくらいの脚を使ってくれたので、他の馬にかわさせないぞと思っていた。僕自身がテンパっちゃって、雑なガッツポーズになっちゃいましたけどね。本当に強い競馬でした」

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