◆ブリーダーズCマイル・G1(現地時間11月6日、米国・デルマー競馬場・芝1600メートル、13頭立て)
発走直前にゲート内で暴れた英国のマスターオブザシーズが出走取消になって13頭立てで行われた。日本調教馬として初めてブリーダーズCマイルに挑戦した、ヴァンドギャルド(牡5歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ディープインパクト、福永祐一騎手)は後方追走のまま、見せ場なく12着に終わった。
ヴァンドギャルドは昨年の富士Sで重賞初制覇。今年3月に初の海外遠征したドバイ・ターフ(芝1800メートル)で初めて海外G1に挑戦して2着に健闘。当時と同じ左回り、滞在競馬で期待されたが、偉業達成とはならなかった。
藤原英昭調教師(ヴァンドギャルド=12着)「結果は残念でしたが、今回、挑戦させてもらったオーナーサイドには本当に感謝しています。現地の人馬は頑張ってくれているので、結果が伴わなかったのは調教師の責任です。ゲートでの思わぬアクシデントの影響で、馬の集中力が途切れてしまったことが大きかったですね。挑戦を続けていくことが大切だと思うので、これからも精進してまいります」