【中山牝馬S】ゴルトベルク、津村明秀騎手と逆襲だ 祖母にエアグルーヴの良血

母系の優秀さが目立つゴルトベルクが怖い
母系の優秀さが目立つゴルトベルクが怖い

◆第40回中山牝馬S・G3(3月12日、中山・芝1800メートル)

 第40回中山牝馬S・G3(12日、中山)に出走するゴルトベルク(牝5歳、美浦・手塚厩舎)は祖母にエアグルーヴがおり、母も重賞ウィナーという良血。2走前にオープン入りを決めた舞台で巻き返しを狙う。

 5歳にしてキャリア9戦と、じっくりと成長を促しつつ大事に使われてきたキングカメハメハ産駒がオープン2戦目で復活を期す。前走のディセンバーSは中団から運んだが、結果は9着。手塚調教師は「冬場は代謝が悪くて、汗をかく時期の方がいい」と敗因を分析する。

 気温も上がり出した2日の美浦・Wコースでの1週前追い切りでは、びっしりと追われてラスト1ハロン11秒8の伸びを披露した。「斤量も53キロだし、やってくれると思う」とトレーナー。「乗り難しい馬で津村も2回目なのでリベンジしてくれると思う」と、連続騎乗を追い風に逆襲に出そうだ。

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