【有馬記念】ブローザホーンの状態「ピークに近い」と吉岡調教師 春秋GP連覇へジョッキーも好感触

坂路で追い切るブローザホーン(手前)
坂路で追い切るブローザホーン(手前)

◆第69回有馬記念・G1(12月22日、中山競馬場・芝2500メートル)追い切り=12月18日、栗東トレセン

 この秋3戦目となるブローザホーン(牡5歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父エピファネイア)は菅原明良騎手を背に、ジーティーアメリカ(2歳未勝利)と併せ馬。坂路で55秒9―12秒9を馬なりでマークした。1週前の土曜に速い時計を出す厩舎だけに、しっかりと仕上がっている。吉岡調教師は「使いながら状態を上げるタイプで、ピークに近い。ジョッキーの声も弾んでいました」とうなずいた。

 前走のジャパンCは12着と厳しい結果だったが、「この馬が一番苦手な瞬発力勝負になってしまった。ゴールを過ぎてもなかなか止まらなかったように不完全燃焼でした」と力を出し切れずに終わってしまった。中山芝2500メートルでは条件戦ではあるが、強い競馬で勝っている。宝塚記念の覇者で地力はあるだけに、久々の中山替わりをきっかけにしたい。

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