◆第19回阪神カップ・G2(12月21日、京都競馬場・芝1400メートル)追い切り=12月18日、栗東トレセン
ナムラクレア(牝5歳、栗東・長谷川浩大厩舎、父ミッキーアイル)は坂路を単走。楽な手応えで51秒4―12秒1をマークした。馬体はすっきりと引き締まり、気合乗りは十分。ピッチが速く推進力にあふれる走りでラストまでスピードを保った。長谷川調教師は「前進気勢が強く、フィジカルの衰えも感じません。中間は日曜日に56秒台を出したり(11月24日)、積極的に調整してきました。自信をもって出せる仕上がりです」と状態の良さに太鼓判を押した。
近5走で2着2回、3着2回。あとひと押し、という競馬が続いている。今回はルメール騎手との新コンビで臨む。「これだけのメンバーがそろいましたが、その中でトップジョッキーに乗ってもらえますからね。次につながる部分もあると思いますが、ここを勝ちに行きたいですね」とトレーナーは力を込めた。