【新馬評価】鼻差しのいで逃げ切りのバグラダス、戸崎騎手「芝でも良さそう」

バグラダス(左)
バグラダス(左)

 福島、小倉、函館の3場開催がスタート。阿見TC、西山牧場阿見分場など、美浦近郊の外厩が白星を挙げ、ノーザンファーム天栄、山元TCの上位常連組も手堅く勝ち星を積み上げた。

【7月2日・福島6R、2歳新馬、ダート1150メートル、良馬場=12頭立て】

◆バグラダス(牡、美浦・嘉藤貴行厩舎、父マジェスティックウォリアー、母メジェルダ、母の父ディープインパクト)468キロ、馬主=村田牧場、生産牧場=村田牧場

【血統】エーピーインディ直子の父は、ベストウォーリア、エアアルマスなど、ダート上級馬を送り出す。ディープインパクト産駒の母メジェルダはファンタジーS2着馬。

【レースVTR】好スタートからハナは奪ったが、道中は終始激しい先行争いに。直線でも大接戦となったが、鼻差で初陣を勝利で飾った。勝ち時計は1分10秒0。

【コメント】戸崎圭太騎手「調教の動きは良かったが、最後が甘いかなという感じがしていた。実戦でもそんな面がありましたね。でも、芝でも良さそうなので、幅広くやれそう」

【将来性】★★★  ※嘉藤貴行調教師は「フワフワした走りだし、距離はもちそう。芝も含めて次走を考えたい」とした。

【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】

ナックブレイブ  ◇2日福島5R芝1200(山元TC)

バグラダス    ◇2日福島6Rダ1150(阿見TC)

サツマノオンナ  ◇2日小倉5R芝1200(伊東牧場)

マルモリキング  ◇2日小倉6Rダ1000(山岡TC)

ブトンドール   ◇2日函館5R芝1200(ノーザンファーム)

ニシノシークレット◇2日函館6Rダ1000(西山牧場阿見分場)

フロムナウオン  ◇3日福島5R芝1800(ノーザンファーム天栄)

チカポコ     ◇3日福島6R芝1200(追分Fリリーバレー)

アリスヴェリテ  ◇3日小倉5R芝1800(大山ヒルズ)

ロンドンプラン  ◇3日小倉6R芝1200(下河辺牧場)

シーウィザード  ◇3日函館5R芝1800(ノルマンディ小野町)

【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】

1  ノーザンファームしがらき   37勝(31・2%)

2  ノーザンファーム天栄     36勝(32・1%)

3  山元トレーニングセンター   20勝(19・5%)

4  チャンピオンヒルズ      17勝(19・2%)

5  吉澤ステーブルWEST    14勝(21・4%)

6  大山ヒルズ          12勝(26・3%)

7  吉澤ステーブルEAST    11勝(25・4%)

8  グリーンウッド・トレーニング  9勝(17・2%)

9  宇治田原優駿ステーブル     8勝(13・1%)

10 阿見トレーニングセンター    6勝(10・2%)

※競馬サイト「馬トク」からのデータ

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