◆第22回JBCクラシック・交流G1(11月3日、盛岡競馬場・ダート2000メートル、良)
ダート競馬の祭典「JBC2022」のラストを飾るクラシックは15頭立てで争われ、1番人気のテーオーケインズ(牡5歳、栗東・高柳大輔厩舎、父シニスターミニスター)が松山弘平騎手を背に好位から抜け出して勝った。勝ち時計は、2分2秒1。昨年のJRA最優秀ダートホースは前走の交流G1帝王賞(6月、大井)で4着だったが、秋の大一番できっちりと巻き返した。
2馬身半差の2着は2番人気のクラウンプライド(福永祐一騎手)、そこから1馬身4分の1差の3着には4番人気のペイシャエス(菅原明良騎手)が続いた。
武豊騎手(クリノドラゴン=4着)「状態はすごく良かった。ペースが上がって追走が厳しくなったが、思い通りにこの馬のレースができた」
浜中俊騎手(メイショウハリオ=5着)「左手前のほうが好きなので、左回りだとコーナーの回りかたのバランスが良くない。改めて右回りのほうが合っていると感じた」