【東京4R・2歳新馬】サニーサフランが上がり最速をマークしてデビュー勝ち

直線で抜け出すサニーサフラン(右、カメラ・池内 雅彦)
直線で抜け出すサニーサフラン(右、カメラ・池内 雅彦)

 11月6日の東京4R・2歳新馬(ダート1300メートル=16頭立て)は4番人気のサニーサフラン(牡2歳、美浦・中野栄治厩舎、父へニーハウンド)が直線で一気に抜け出し、2着に2馬身差をつけてデビュー戦を飾った。勝ちタイムは1分20秒7(良)。

 馬力が違った。最後の直線、多くの馬が伸びあぐねる中、1頭だけ抜群の推進力を見せた。最後は2着に2馬身差をつけての快勝。「すごく素直な馬で、道中も馬ごみにも対応できた。外に出してからもいい脚を使ってくれました」と坂井瑠星騎手も才能を感じとった。

 福島競馬場でレース中継を見守った中野調教師は「レースセンスがあるね。素晴らしい。砂をかぶってもひるまないし、ジョッキーが押せばスッと反応する。短距離のダートは良さそうだね」と勝利を喜んだ。次走は未定。

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