◆第39回マイルCS・G1(11月20日、阪神競馬場・芝1600メートル)=11月19日、栗東トレセン
白毛のアイドルホース、ソダシ(牝4歳、栗東・須貝尚介厩舎、父クロフネ)はCWコースでのキャンター。闘志を内に秘めるように、推進力の伝わる走りで最終調整を終えた。
担当の今浪厩務員は「いいフットワークで軽かったし、落ち着いて走っていた」と満足そうに切り出した。すでにG1・3勝を挙げている名牝だが、まだ進化は続いている。「トモ(後肢)の張りがすごく良くなった。誰が見ても、筋肉の張りが良くなった。(運動で)ガツンとハミを取る時に瞬発力が強くなって、持っていかれるぐらい。人間が大変だよ」と同厩務員は苦笑い。万全の態勢で、初の牡馬相手でのG1タイトルを狙う。