20年最優秀障害馬のメイショウダッサイが引退 20、21年にJ・G1を2勝

オジュウチョウサン(左)と並走するメイショウダッサイ
オジュウチョウサン(左)と並走するメイショウダッサイ

 2020年のJRA賞最優秀障害馬メイショウダッサイ(牡9歳、栗東・飯田祐史厩舎、父スズカマンボ)が引退することが11月19日、分かった。左前脚の繋靭帯(けいじんたい)炎が再発したため決まったと飯田祐調教師が明かした。

 18年の5歳春に障害に転向。20年の中山大障害J・G1を制覇。21年の中山グランドジャンプでは、絶対王者のオジュウチョウサンを破りJ・G12勝目をマークした。故障した21年秋から復帰を目指していたが、再発したことで無念の引退となった。

 「無理をするわけにはいかない。残念ですがこの年齢までよく頑張ってくれました。(障害で)一番上まで行ってくれましたから」と飯田祐調教師もねぎらった。今後は馬事公苑へ移動し治療が進められる。

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