【東京スポーツ杯2歳S】ガストリック価値ある重賞初制覇 三浦皇成騎手「大きな舞台につながる」

東京スポーツ杯2歳Sを制したガストリック(右=カメラ・池内 雅彦)
東京スポーツ杯2歳Sを制したガストリック(右=カメラ・池内 雅彦)

◆第27回東京スポーツ杯2歳S・G2(11月19日、東京競馬場・芝1800メートル=良)

 来年のクラシックを目指す2歳馬による重賞は11頭が出走して争われ、5番人気のガストリック(牡、美浦・上原博之厩舎、父ジャスタウェイ)が、三浦皇成騎手の手綱で4角6番手から力強い末脚を発揮し、10月のデビュー勝ちからの連勝で重賞初制覇を飾った。

 勝ち時計は1分45秒8。

 首差の2着は4角8番手からしぶとく伸びた2番人気のダノンザタイガー(川田将雅騎手)。そこから半馬身差の3着は、スタートで後手に回ったものの、4角10番手から直線で追い上げた1番人気のハーツコンチェルト(松山弘平騎手)だった。

 三浦皇成騎手(ガストリック=1着)「まずは新馬戦をいい勝ち方をして、重賞でステップレースとしては大事なレースを任せてくれたオーナーに感謝したい。調教でも大きいところを目指していくんだぞという気持ちで乗っていました。非常にいい背中で、まだゆるさがあって頼りない部分があるけど。スピードに乗った時の体の沈み方など、なかなかこういう馬はいない。初戦は後ろから外を回していきましたが、いいペースで(馬の)間を割った。大きな舞台につながるいいレースでした。いい舞台でいい馬を任せてもらっているのが一番です。これからもいい仕事をしたいですね」

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