11月26日の阪神4R・2歳新馬(ダート1800メートル、16頭立て)は、単勝2番人気だったオーサムリザルト(牝、栗東・池江泰寿厩舎、父ジャスティファイ)が好位から抜け出し、2馬身半差をつける快勝で初陣を飾った。勝ち時計は1分53秒6(稍重)。
道中は内ラチ沿いの好位を追走。直線ではスムーズに馬場の真ん中へ持ち出されると、先に抜け出していたクールミラボーをラスト100メートルでとらえて先頭へ。最後まで脚いろは鈍ることない完勝だった。
騎乗した武豊騎手は「センスがありますね。ラストの脚がすごくよかった。能力がありそう。ダートがいいですね」と素質を評価。池江調教師も「こちらが思っている以上に、いい意味で裏切ってくれましたね。成長を促したいので、この後は年明けになると思います」と満足そうな表情で振り返っていた。
アメリカ競馬史上13頭目になる三冠馬の父ジャスティファイは現2歳世代が初年度産駒。この日の阪神1Rでジョヴィアン(牡2歳、栗東・奥村豊厩舎、父ジャスティファイ)が産駒のJRA初勝利を挙げており、それに続く2勝目となった。