詰め込みます(栗東)

サトノシャイニング(左)
サトノシャイニング(左)
ミラージュナイト
ミラージュナイト

 こんにちは、山本です。今日も栗東からのパッチパチ。午前4時からの、お仕事です。さすがにお疲れ気味ですが、早速いきますよ。

 さて、今日で栗東出張は終了。自宅に帰ります。実はですね当初、今日の夜は関西にいないはずだったのです。実は明日から連休でして、フラッと南の島にでも行こうかなと画策。ホントに思いつきだったんですけど、8月下旬あたりから話が進み、トントン拍子で決まったのです。ところが、数週前の栗東での取材中。一緒に行くはずの一人が救急車に乗って、病院に運ばれた、との一報が入りまして、ですね。幸いにも大事には至らなかったんですが、旅行には行ってる場合じゃない、と。ホントはね、栗東近くの草津駅から関西国際空港に向かって、夜の便で出発して…、というはずだったのですが。

 実はここに書いてないですが、コロナ禍が落ち着いた昨年、これとは別に長距離旅行を計画していたんですが、これもワタクシに直接関係ない理由で「飛んだ」苦い記憶があります。近場で車を使った小旅行(ドライブ込みの一泊二日など)は結構行くのですが、ちゃんとした旅行は色々な理由で阻まれる。ワタクシに休息は許されないのか。そんな被害妄想にさいなまれる日々です。

 ということで、関西から一歩も出そうもない週末を前に、そろそろ本題へ。明日の競馬を中心に見て行きましょう。

 中京3Rにソフトバンクの柳田選手が所有するゴッドヴァレー(牡、父アルアイン)が登場。岩田望Jが「前走は外枠がこたえました」と振り返るように、かなり外を回らされたんですよね。またも外めの枠ですが、前走も踏まえた巻き返しを期待したいところ。

 中京5Rは2頭。まずは母にG1ホースを持つミラージュナイト(牡、父バゴ、母ラキシス)です。同じ辻野厩舎に所属する兄のマキシも活躍していますよね。ここからは予想で重賞連勝中の好調山下記者の情報提供です。「きょうだいの中では、比較的、順調に来られました。デビューも早いですし。まだまだ後肢に良化の余地を残しますが、面白い馬だと思います。力みを見せないのがいいですね。(マキシとは)馬のバランスも違いますね。ただ、芝の長いところに適性がありそうなのは似ていますね」と辻野調教師。そう、この兄弟はゆっくりのイメージがあるんですが、こんなに早いことに正直、驚いています。

 あとは杉山晴厩舎のサトノシャイニング(牡、父キズナ、母スウィーティーガール)。この馬はねぇ、先週から松山Jへの取材の感触が本当にいいんですよ。今週も「水準以上動けているし、前向きさがあります。新馬から動けていいと思います」と前向きな言葉が並びました。確かに時計も水準以上出ていますし、これだけ乗っている騎手の手応えが聞けるのも頼もしいですよね。

 ここからはPOG情報。松永幹厩舎ではラッキーライラックの下になるブラックソンソルト(牝、父アドマイヤマーズ、母ライラックスアンドレース)が昨日、ゲート試験に合格しました。「体が小さいんですよね。お姉さんとはタイプが違う。バランスは悪くないけどね。このまま進めるか、出すかはまた考えます」と松永幹調教師。状態を見ながら、という感じですね。

 斉藤崇厩舎ではジオグリフの下になるコリカンチャ(牡、父ブリックスアンドモルタル、母アロマティコ)が来月13日の京都芝1800メートルに団野Jでデビューすることになりました。また、小倉2歳S7着のポートデラメール(牡、父ナダル)は団野Jとりんどう賞へ向かいます。

 続いては上村厩舎。ブラックプレイズ(牡、父キタサンブラック、母スキャンパー)が来週28日の中京芝2000メートルを本線に考えているようです。「動きはいいですよ。体重は540~550キロくらい。大型馬だけど手先が軽いし、なかなかセンスのある背中をしている」と上村調教師。手綱を執る予定の岩田康Jも楽しみにしていましたよ。上村厩舎はダート1800メートルに出走予定でウィリアムバローズの下になるローランドバローズ(牡、父ヘンリーバローズ、母ダイアナバローズ)も動きがいいですね。

 続いては本当に今朝の取材から。吉岡厩舎で重賞を勝ったメイショウナルト、エピカリスの下になるハツコイサイダー(牝、父サートゥルナーリア、母スターペスミツコ)は10月5日の東京芝マイル(牝馬限定)、菅原明Jでのデビューを予定しています。「レースに向けて、じっくり乗っています。明日、一杯にやるので、それでどれだけ動くかですね」と吉岡調教師。徐々にピッチを上げていくことになりそうです。

 最後に武英厩舎。外国馬2頭が調教でしっかり動けているんですよ。来週28日の中京ダート1800メートルにジューンエオス(牝、父Constitution、母Lights of Medina)が、再来週10月5日の京都ダート1400メートルでマジカルシャイン(牝、父Cathoilic Boy、母Magic Homor)が出走します。鞍上はともに岩田望J。「2頭ともいい動きですね。ジューンの方が気持ち余裕があるので、この距離へ」と武英調教師は説明します。2頭とも芝も試したい気持ちもあるようですが、まずは確実にこの条件へ。勝てば当然、様々な選択肢が目の前に広がると思います。

 では、ネット限定「厳選馬」なんですが、中京5Rの6サトノシャイニングにします。初戦からという感触も伝わりましたから。続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。

中京3R・13ジャスタパーティー(ここも杉山晴厩舎。馬体絞れれば)

中京9R・8リラボニート(浜中Jは能力を買っている。タフな馬場も大丈夫)

中山11R・1サリエラ(この血統で3200メートルは長かった。初戦からでも走れるタイプ。見直す)

 今日はここまで、また次回です。ではでは

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