阪神11R・京都2歳ステークス・G3・馬トク激走馬=エゾダイモン
2戦目の9月・中京未勝利(芝2000メートル)で初勝利を飾ったハーツクライ産駒。香港ヴァーズを2度制したグローリーヴェイズの半弟で、昨年のセレクトセールで1億6500万円の高額で取引された逸材候補だ。
その前走は馬群の内め好位を追走し、直線先に抜け出した2着トーホウガレオンを上がりNO1の脚で差し切った。若さが残り、追ってまだ頼りない面はあるが「2戦目で馬が良くなっていた。まだまだ良くなる」と武豊騎手も進境を評価し、今後の成長に期待した。トーホウガレオンは次戦で難なく勝ち上がったようにメンバー的にも骨っぽかっただけに価値は高い。
11月1日に外厩・ノーザンファームしがらきから入厩し、坂路、ウッドチップで抜群の追い切りを消化。身のこなし、四肢に連動性が出て、追っての迫力が増した印象。前走からコンディションが上昇していることは確実で、良馬場の瞬発力勝負なら上位争いに加わること必至だ。