11月27日の阪神11R・カノープスS(3歳上オープン、ダート2000メートル=16頭立て)は単勝1番人気のウシュバテソーロ(牡5歳、美浦・高木登厩舎、父オルフェーヴル)が直線で抜け出し、人気に応えた。勝ち時計は2分3秒7(稍重)。
道中は内ラチ沿いの後方で脚をため、直線ではスムーズに外へ持ち出すと、前が開いてからは一気にスピードに乗り、ラスト100メートルで先頭へ。そこからも脚が鈍ることなく、最後は2馬身半差をつける完勝で、前走のブラジルCに続くオープン連勝となった。
3戦ぶりの騎乗となった横山和生騎手は「決してうまく乗れたわけではないですが、馬の力に助けられました。うまく乗れない中でのこのパフォーマンスで、素晴らいものがあることを再確認できました。このまま無事に、順調にいってほしいです」と称賛。5歳秋に充実期を迎えたパートナーのさらなる成長を期待した。今後は未定。