第68回クイーン賞・Jpn3は30日、船橋競馬場の1800メートルを牝馬14頭(JRA4、南関東7、他地区3)が争う。中心は3歳砂の女王グランブリッジ。前走のJBCレディスクラシックは痛恨の出遅れで首差2着に終わったが、関東オークス、ブリーダーズGCに続く3つ目の交流重賞を獲得する。なお、地方所属の1、2着馬にはTCK女王盃・Jpn3(23年1月25日、大井)、1着馬にはエンプレス杯・Jpn2(同3月1日、川崎)への優先出走権が与えられる。
<厩舎コメント>
★新谷調教師(グランブリッジ)「前走はスタートでつまずいた。順調に来ているし、斤量も恵まれた印象。改めて期待したい」
★川村守調教師(リネンファッション)「前走後も順調。砂をかぶらない方がいいのでハンデ差を生かして、すんなり行ければ」
★山崎尋調教師(ロカマドール)「後ろからの競馬になると思う。距離の融通は利くし、斤量51キロ。相手は強いが、いいレースをしてほしい」
★山崎裕調教師(コーラルツッキー)「ここへの出走は予定通りで、順調に調教を積めた。ハンデ差があるし、積極的な競馬を」
★大竹調教師(ホウオウピースフル)「前走はつまずいて後手。そこで終わってしまった。オルフェーヴル産駒の牝馬なので、ダートは以前から使ってみたかった」
★須貝調教師(ショウナンナデシコ)「ヨーイドンの形より、自分でレースをつくりたい。船橋は2戦2勝だし、本来の走りで巻き返してほしい」
★矢野義調教師(レディオスター)「前走は先行してごちゃつく展開が合わなかった。中央馬相手で、馬群がばらけそうなのはいい」
★堀千亜調教師(サルサレイア)「前走はイレ込んでいた。状態は変わらずきているし、51キロはいい。ペースが向いてくれれば」
★宗形竹調教師(コスモポポラリタ)「初の古馬、JRA馬相手だが、相手なりに走る。使いながら良くなるタイプだし、しっかり走れば、いいレースができる力はある」
★矢内博調教師(ハピネスマインド)「前走は前に行って、息が入らず苦しい競馬。砂を被っても平気になったし、左回りの1800メートルはいい。ひとつでも上の着順を」
★田島調教師(テリオスベル)「特に変わらず順調にきています。どこの競馬場でも外枠がほしい。前走もテンで進んでいかなかった。早いタイミングでハナに立っていければ」