【阪神JF】底を見せぬモリアーナで親子そろってG1初制覇へ 武藤調教師「歯を食いしばって差す根性がある」

モリアーナ
モリアーナ

◆阪神ジュベナイルF・G1(12月11日、阪神競馬場・芝1600メートル)

 デビュー2連勝でコスモス賞を制したモリアーナ(牝、美浦・武藤善則厩舎、父エピファネイア)が、無傷でG1奪取を狙う。6月の東京での新馬戦は、好位から上がり最速33秒0の豪脚を披露して圧巻のパフォーマンス。2戦目のコスモス賞も、後に札幌2歳Sで2着に好走したドゥアイズに2馬身差をつける快勝で底を見せていない。

 武藤調教師は「この馬の持ち味は、新馬戦みたいな形。前に馬がいれば、歯を食いしばって差す根性がある。2戦とも余裕のある勝ち方で、あとは別路線組みとの戦い。そこはやってみたいな分からない。でも阪神も差しが決まるから、それができるのは武器かな」と、期待は十分。鞍上を務める息子の雅騎手とともに、親子そろってのG1初制覇へ夢が膨らむ。

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