【2歳新馬評価】兄が二刀流重賞ウィナーのトンジンチ、藤岡佑介騎手「追ってギアが上がりづらい面が良くなれば楽しみ」

トンジンチ
トンジンチ

 中山、阪神、中京の3場開催で土曜、日曜合計9鞍が組まれた新馬戦。外厩別ではチャンピオンヒルズ、グリーンウッドが2勝を挙げ、昨年上位の山元TC、ノーザンファーム天栄、ノーザンファームしがらき、吉澤ステーブルEAST、吉澤ステーブルWESTが1勝を挙げた。

【12月4日・阪神5R、2歳新馬、芝1800メートル、良馬場=14頭立て】

◆トンジンチ(牝、栗東・藤原英昭厩舎、父ドゥラメンテ、母ワイドサファイア、母の父アグネスタキオン)464キロ、馬主=幅田昌伸、生産牧場=フジワラファーム

【血統】半兄には19年ニュージーランドT、ユニコーンS、20年かしわ記念と芝とダートで重賞を3勝したワイドファラオがいる。

【レースVTR】好スタートから主導権を握り、2着に4馬身差をつける逃げ切りで初陣を飾った。勝ち時計は1分47秒6。

【コメント】藤岡佑介騎手「3週続けてコンタクトを取らせてもらって特徴をつかめていたので、その特徴を生かすレースができました。追ってギアが上がりづらいところがありますが、良くなってくれば楽しみです」

【将来性】★★★  

【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】

フォースターデイズ◇3日中山5R芝1200(ノーザンファーム天栄)

ラックスアットゼア◇3日中山6Rダ1200(吉澤ステーブルEAST)

フルングニル   ◇3日阪神5Rダ1800(グリーンウッド)

イリゼ      ◇3日阪神6R芝1400(ノーザンファームしがらき)

タイセイマンボ  ◇4日中山4Rダ1800(チャンピオンヒルズ)

ディヴァージオン ◇4日中山5R芝2000(グリーンウッド)

トンジンチ    ◇4日阪神5R芝1800(吉澤ステーブルWEST)

インヒズアイズ  ◇4日阪神6Rダ1400(チャンピオンヒルズ)

ワンダイレクト  ◇4日中京5R芝2000(山元TC)

【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】

1  ノーザンファームしがらき   37勝(31・2%)

2  ノーザンファーム天栄     36勝(32・1%)

3  山元トレーニングセンター   20勝(19・5%)

4  チャンピオンヒルズ      17勝(19・2%)

5  吉澤ステーブルWEST    14勝(21・4%)

6  大山ヒルズ          12勝(26・3%)

7  吉澤ステーブルEAST    11勝(25・4%)

8  グリーンウッド・トレーニング  9勝(17・2%)

9  宇治田原優駿ステーブル     8勝(13・1%)

10 阿見トレーニングセンター    6勝(10・2%)

※競馬サイト「馬トク」からのデータ

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