◆香港カップ・Ｇ１（１２月１１日、シャティン競馬場・芝２０００メートル）＝１２月６日、シャティン競馬場
今年のドバイ・ターフの覇者で、前走の天皇賞・秋で大逃げを打って２着に好走したパンサラッサ（牡５歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ロードカナロア）は、角馬場からオールウェザーコースをキャンターで約１周半流して調整した。岡助手は「この馬の良い時のうるささが戻ってきて調子が上向いてきました」とコメント。７日は芝コースで追い切る予定だ。
今年の皐月賞馬で、前走の天皇賞・秋９着から巻き返しを狙うジオグリフ（牡３歳、美浦・木村哲也厩舎、父ドレフォン）は、角馬場からオールウェザーコースをキャンターで１周、ハッキングで半周。土田助手は「初めてオールウェザーコースに出ましたが、ちゃんと走れていました。少し気持ちが高ぶる面があったものの、想像より我慢してくれました。キャンターの印象も良く、疲労を感じさせないものでしたので、これから順調に調整を積んでいきたいと思います」とコメントした。
今年の札幌記念など重賞２勝を挙げて、前走の天皇賞・秋は４着だったジャックドール（牡４歳、栗東・藤岡健一厩舎、父モーリス）は、角馬場からオールウェザーコースをキャンターで約１周半。影山助手は「調教ではカメラマンの近くを通った際に、少し緊張している様子も見られましたが、かなり落ち着きが出てきました。順調に調整できていると思います」と、話した。
前走のマイルＣＳで２着に好走したダノンザキッド（牡４歳、栗東・安田隆行厩舎、父ジャスタウェイ）は、角馬場からオールウェザーコースをキャンターで１周半。安田助手は「落ち着いた様子で、走りのリズムも良かったです」とコメント。７日は芝コースで追い切りを行う予定という。
昨年の大阪杯の覇者で、前走の毎日王冠は４着だったレイパパレ（牝５歳、栗東・高野友和厩舎、父ディープインパクト）は、角馬場からオールウェザーコースをキャンターで１周。小川助手は「順調です」と語った。
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