JRAは8日、令和5年度の新規調教師試験の合格者を発表し、現役ジョッキーの福永祐一騎手=栗東・フリー=ら計7人が合格した。発表を受け、2018年に福永騎手の日本ダービー初制覇となったワグネリアンを管理していた友道康夫調教師が祝福コメントを寄せた。
友道調教師「松田国厩舎の助手時代から一番付き合いの長いジョッキーです。うちが開業した時は最初から乗ってくれて、勝ち星を挙げてくれました。ワグネリアンはデビュー前から福永ジョッキーでダービーを取りたい、と言っている馬でした。3歳時に皐月賞で負けた時、テンションが高い馬でけいこは手控えたけど、ダービーはユーイチとしっかり仕上げ、結果を出してくれた。うまく乗ってくれたと思います。僕は競馬に乗ったことはないけど、競馬のことを一番教えてくれた騎手。感謝しています。その点が(調教師としての)アドバンテージになると思う」