【朝日杯FS】G1初挑戦の角田大河騎手のウメムスビは15着「落ち着いて、やりたいことはできた」

角田大河騎乗のウメムスビは15着に終わる(カメラ・岩田 大補)
角田大河騎乗のウメムスビは15着に終わる(カメラ・岩田 大補)

◆第74回朝日杯フューチュリティS・G1(12月18日、阪神競馬場・芝1600メートル、良馬場)

 阪神のマイル戦で行われる2歳馬によるG1は、牡馬17頭によって争われた。

 坂井瑠星騎手が手綱を執った1番人気のドルチェモア(牡2歳、栗東・須貝尚介厩舎、父ルーラーシップ)が好位から抜け出して、新馬、サウジアラビアロイヤルCに続く無傷の3連勝でG1初制覇を果たした。勝ち時計は1分33秒9。坂井騎手は今年の秋華賞(スタニングローズ)に続くG1・2勝目となった。

 首差の2着は直線で外に出して伸びた2番人気のダノンタッチダウン(川田将雅騎手)、さらに首差の3着は3番人気のレイベリング(横山武史騎手)が続いて、人気通りの決着となった。

 藤岡佑介騎手(ニシノベストワン=11着)「スタートで立ち遅れました。そのぶんだけですね」

 尾関知人調教師(ドンデンガエシ=12着)「ゲートの中でうるさく、あの位置に。まだ体のバランスが悪くてラチを頼る走りだったので、ロスなく内で運んでくれたようです。最後まで頑張る感じは見せてくれました」

 鮫島克駿騎手(スズカダブル=13着)「最後の直線で右にもたれていました。左回りの方がスムーズかも知れません」

 酒井学騎手(ミシェラドラータ=14着)「以前に1600メートルを使った時はかかり気味でしたが、今日はいいところにはまりました。ただ、一番苦しくなるところで内と外からこられて、手綱を引っ張るところがありました」

 角田大河騎手(ウメムスビ=15着)「勝ち馬と一緒に回ってこられて、精いっぱい頑張ってくれました。僕自身、初めてのG1でいい経験ができました。落ち着いて、やりたいことはできたと思います」

 藤岡康太騎手(エンファサイズ=17着)「スタートは上手に出ましたが、外に壁がなく、外へ逃げる格好になりました」

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