こんにちは、山本です。今日は寒風の舞う阪神競馬場からのパッチパチ。まぁ、雪が降っていないだけ、ぜいたくは言えませんが、やっぱり寒い! 愚痴る前に、早速行ってみましょうか。
さて、今日はクリスマスイブです。サンタクロースのおじさんがやって来る日です。なんてこと、子供の頃は結構、考えていましたねぇ。ワタクシは結構、サンタのおじさんを長く信じていたタイプだと思うので、今日の夜は靴下を枕元に置き、なかなか眠れない夜を送っていたものです。よくよく考えると、靴下のサイズも考えずに大きなおもちゃをリクエストしていたもので、オトンもオカンも大変だったんだろうなぁ、なんて懐かしく思いつつ…。
そういえば、我が家は結構大きめなクリスマスツリーがあって、それを作るのが非常に楽しかった思い出があります。子供の日の兜飾りや、ひな祭りのひな人形などなど、そういうことをちゃんとする一家だったんです。あれって作る時はいいけど、片付ける時は妙に切ないもの。先日のオリンピックの時にも書いたけど、子供の頃は「また来年」っていう一年が果てしなく先のことのように感じてしまっていたんですよね。まぁ、懐かしい思い出です。
子供の頃を振り返ってばかりでも仕方ないので、そろそろ本題へ。今日も明日の競馬、といきたいところなんですが、あまりPOG的な注目馬が少ない一日ではあります。なので、ちょっと先にはなりますが28日の競馬に出てくる注目馬について、ちょっと触れたいと思います。
まずは阪神芝1800メートルで行われる未勝利で友道厩舎のデューデット(牝、父モーリス)が復帰戦を迎えます。この馬ねぇ、春先に結構推していたんですが、秋のデビュー前の取材では正直、トーンが上がっていなかったんです。ただ、この中間はCWコースでしっかりと負荷をかけられているし、デビュー前とは攻め馬の密度が違うように感じるんですよね。
「初戦は力(パワー)不足ということもあったかもしれないけど、休ませたことで体はしっかりしてきました。もっと距離があってもいいかな、と思って、この条件に使います」と友道調教師。素質はあるようですから、それをいかに出し切るか、がポイントになりそうです。あと、新馬で4着だった血統馬のジャスティンボルト(牡、父キタサンブラック)は一度、放牧に出されるようです。
あと、平場のダート1800メートルの一戦には須貝厩舎のユティタム(牡、父Justify)が出走予定です。先日の更新分でも書いたんですが、「使った後、馬体に幅が出てきた」と成長を感じている様子。今週の取材でも「上でも十分にやれる馬」と力強かったですし、ここは順当に連勝で大舞台へと進んでもらいたいものです。
ここからは最近恒例のホープフルSコーナー。今日は昆厩舎のトップナイフ(牡、父デクラレーションオブウォー)を取り上げたいと思います。今の時期の2歳にしては珍しい使って、使っての叩き上げタイプ。しかし、昆調教師は「休ませると良くないタイプ。ここで我々プロがケアをしながら、競馬を覚えていき、自分で大人になっている」と力強く言い切ります。なぜ、これだけの感触を持てるのかと言えば、かつて手がけたダービー馬、ディープスカイが同じようなタイプだったと言うんですね。
この馬の取材をする時、よくディープスカイの名前が出てくるんですよ。3歳1月の初勝利まで6戦もかかりながら、一気にダービー馬で上り詰め、あの馬です。ただ、当時と違うのは、そこに横山典Jという強力なアシストがあること。やはり、乗り役と熱心に話し合い、一緒に馬を作っているというのは魅力的な材料です。「皐月賞、ダービーの馬だと思っているんだけど、現時点でもこれだけ走っているんだからね」とトレーナー。手元に置いて、手塩にかけつつ、偉大な先輩がたどった道を目指していきます。
ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。
中山10R・チェイスザドリーム(外枠発走&ハイペースの前走度外視。普通に走れば、スピードは一枚上)
続いては「馬券王への道 延長戦」をどうぞ。
阪神9R・8サンマルレジェンド(ここは先行利大。積極策で踏ん張る)
阪神10R・10アウスヴァール(仕上がり良好。ここも展開利を見込みたい)
中山12R・15シャークスポット(前走で見せた芝短距離への適性信じる)
今日はここまで、また次回です。ではでは