◆第61回京都金杯・G3(1月5日、中京・芝1600メートル、良)
16頭立てで争われた年頭恒例のハンデ重賞は、単勝5番人気のイルーシヴパンサー(牡5歳、美浦・久保田貴士厩舎、父ハーツクライ)が岩田望来騎手を背に最内から抜け出し、重賞2勝目を挙げた。勝ち時計は1分32秒7。
2着には4番人気のエアロロノア(福永祐一騎手)、3着には同2番人気のプレサージュリフト(イーガン騎手)が入った。なお、単勝1番人気だったマテンロウオリオン(横山典弘騎手)は13着に敗れた。
荻野極騎手(カイザーミノル=5着)「外枠のきつい競馬でも、差のないところまで来てくれました。少しずつ調子が上向いてきていますし、まだまだやれる馬です」
北村友一騎手(タイムトゥヘヴン=7着)「(姿勢が)起きていて乗りやすかったです。ただ、馬が賢くて自分のリズムで走ってしまうと少し置かれるところがあります。リズムを崩してでもポジションを取りに行った方がよかったのかもしれません」
鮫島克駿騎手(シュリ=8着)「休み明けでしたが、状態はよさそうでした。よくここまで立て直してくれたと感じました。次につながる競馬はできました」
藤岡佑介騎手(ミッキーブリランテ=9着)「今日に関しては外枠が厳しかったです」
富田暁騎手(シャーレイポピー=11着)「スタートは五分に出ましたが、内の馬たちに行かれたこともあって進んで行かず、あの位置に。最後もばててはいないのですが」
岩田康誠騎手(ダイワキャグニー=14着)「初めて乗ったので比較できないが、スピードはそれなりにある。ただ、気持ちの面などは年齢的なものを感じた」
幸英明騎手(アルサトワ=15着)「4コーナーまでは手応えは悪くなかったのですが、内から出てくる馬と少し接触して気持ちが途切れてしまったのか、最後は伸びませんでした」
西村淳也騎手(ベレヌス=16着)「自分の形で競馬はできましたが、止まってしまいました」