元騎手・宮川真衣調教師が第1子出産「これからはママさん調教師」女性歴代2位の747勝 夫は宮川実騎手

宮川真衣調教師
宮川真衣調教師

 元騎手の宮川真衣調教師(旧姓・別府、35)=高知=が、第1子を出産したことが12日に分かった。自身のツイッターで発表した。

 宮川師は2018年9月に、高知競馬所属の宮川実騎手(40)=打越勇厩舎=と結婚。「私事ですが、先日待望の第一子を授かりました」とまずは妊娠していたことを明かした。「4年強の不妊期間」を経て妊娠し、安定期にも入って安心していたところ「妊娠9か月目に入った所で突然の妊娠高血圧症を発症」。数度の転院や入院を経て「妊娠継続が危険と判断され予定日より1か月早い段階で緊急帝王切開が決まりました」と経緯を説明した。

 生まれたばかりの赤ちゃんの写真をアップし「私自身突然の事で、不安や心配も多々ありましたが、2080gの小さな体ながら無事に、元気に産まれてきてくれてホッとしています」と安ど。「周りの方には沢山ご迷惑をお掛けしましたが、これからはママさん調教師として、仕事にママに更にバリバリ頑張っていきたいと思っていますのでよろしくお願いいたします」と母になった喜びをつづった。

 宮川師は2005年10月に騎手デビュー。「まいーご」の愛称で親しまれた“アイドルジョッキー”で、通算747勝は宮下瞳(名古屋)に次ぐ女性騎手歴代2位。NARグランプリ優秀女性騎手賞を7回受賞するなど第一線で活躍した。

 プライベートでは18年9月に、同じ高知競馬所属の宮川実騎手と結婚。21年11月に16年間の騎手生活に終止符を打った。その後調教師免許を取得し、高知競馬では初の女性調教師となった。

 ◆宮川 真衣(みやがわ・まい) 旧姓・別府。1987年12月8日、高知県生まれ。35歳。2005年10月9日、父の別府真司厩舎=高知=の所属でデビュー。センターカノンで初騎乗初勝利を挙げた。14年には自厩舎のクロスオーバーで、JRAのチューリップ賞に参戦(12着)。13年ぶりに日本人女性騎手としてJRA重賞に騎乗した。「まいーご」の愛称で親しまれ、NARグランプリ優秀女性騎手賞を7回受賞するなど第一線で活躍。18年9月に同じ高知競馬の宮川実騎手と結婚し、21年11月いっぱいで騎手を引退。通算747勝は、宮下瞳(名古屋)に次ぐ女性騎手歴代2位。同年12月に調教師免許を取得し、22年2月に開業。高知競馬では初の女性調教師となった。150センチ。血液型O。

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