◆グレーターホープ(1月14日、中京4R・3歳新馬・ダート1400メートル=3着)
スタートでやや後手に回り道中は後方を追走。4角10番手から外に出されると、上がりメンバー最速34秒4の末脚を繰り出し3着まで押し上げた。レース慣れが見込める次走は、勝機十分だろう。
「スタートを出なかったし、キックバックを嫌がるところもあった。それでも最後は良く来てくれました」と松山弘平騎手。祖母がエリザベス女王杯を制したフサイチパンドラで、母パンドラズホープの半妹に国内外G1・9勝の名牝アーモンドアイがいる優秀な母系。ダートでデビューとなったが、芝でも戦えそうな血統背景を持っている。今後のレースぶりに注目しておきたい。(戸田 和彦)