国際競馬統括機関連盟(IFHA)の「22年度ロンジンワールドベストレースホースランキング」が18日、JRAを通じて発表され、昨年末の有馬記念を制したイクイノックス(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎、父キタサンブラック)がレーティング126で3歳馬の世界トップに選出された。昨年1月1日~12月31日に出走した馬が対象で、国際ハンデキャッパー会議が決定。イクイノックスは他の馬齢を含む全体でも、無傷の6連勝で米ブリーダーズCクラシックを制して引退した米国馬フライトライン(牡4歳)、同年だけで英G1・4勝を挙げた同国のバーイード(牡4歳)に続く3位タイとなった。
ランク付けされたのはレーティング115以上の288頭で、日本馬は2019年の44頭を上回る過去最多の48頭がランクイン。宝塚記念を制したタイトルホルダー(牡4歳、美浦・栗田徹厩舎、父ドゥラメンテ)が同124で全体8位タイ、ジャパンCでG1初勝利を挙げたヴェラアズール(牡5歳、栗東・渡辺薫彦厩舎、父エイシンフラッシュ)が同123で全体16位タイに続いた。
全体1位のフライトラインは昨年の米G1・3勝のうち、19馬身1/4差の驚異的な勝利を収めた9月のパシフィッククラシックが対象レース。レーティング140で、2012年のフランケルと並ぶ最高評価となった。
※年齢は22年時点の表記