1月22日の中山6R・3歳新馬(芝2000メートル、17頭立て)は、2番人気のピクシレーション(牝3歳、美浦・菊沢隆徳厩舎、父ハーツクライ)が、差し切り勝ちを決めた。勝ち時計は2分5秒7(良)。
スタートはやや遅かったが、あわてず中団を進んだ。リズム良く追走し、抜群の手応えで直線に向くと、馬群を割って伸びて先に抜け出したダールフルート(大野拓弥騎手)を並ぶ間もなく交わし、1馬身半差をつけた。
横山武史騎手は「想像以上の切れ味でした。調教で乗っていなかったので今日が初めての騎乗でしたが、まだ体が使いきれていなくて伸びて走っちゃううところがあって切れ味をどこまで使えるか半信半疑でしたが、しまいを生かしてくれという調教師の指示通りの走りができました。しっかり差し切ってくれて新馬らしからぬ勝ち方でした」と高評価。菊沢調教師も「精神面は牝馬だけど強いですね。いったん放牧に出します」と話した。