【次回注目馬】若さ全開も直線は強烈に伸びたヴァリージア イーガン騎手「すごくいい脚」

ヴァリージア(手前)
ヴァリージア(手前)

◆ヴァリージア(1月21日、中京3R・3歳新馬・ダート1800メートル=3着)

 スピードの乗りがひと息。砂をかぶって頭を上げ、最初のコーナーでは外に逃げようとして最後方まで下がってしまった。向こう正面は馬群を離れた外を追走。3角で勢いがつくと、直線は馬場の真ん中より外までいきながらも伸び続けて3着まで浮上した。上がり3ハロンは2位に0秒8差をつけるメンバー最速。粗削りなレースぶりでも脚力は見せた。

 デヴィッド・イーガン騎手は「ゲートを出て砂をかぶると嫌がったので外に切り替えて、最後の脚に懸ける競馬をしました。すごくいい脚を使ってくれました。最後に外へよれましたが、経験を積んで競馬を覚えてくれば楽しみな馬です」と評価した。

 課題は少なくないが、2戦目は一定のレース慣れが見込めそう。確かな素質は見せただけに、今後は追いかけていきたい。     (吉村 達)

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル