昨年の秋華賞で初のG1タイトルを獲得したスタニングローズ(牝4歳、栗東・高野友和厩舎、父キングカメハメハ)が中山記念(2月26日、中山)で始動することが1月27日、分かった。今回は主戦の坂井瑠星騎手がサウジアラビア遠征で騎乗できないこともあり、3度目のコンビとなる吉田隼人騎手が手綱を執る。馬主のサンデーサラブレッドクラブがホームページで発表した。
昨年10月の秋華賞では好位から抜け出して激戦を制し、スターズオンアースの牝馬3冠を阻止した。中山ではフラワーCと紫苑Sを勝利しており、2戦して重賞2勝と抜群の相性を誇る舞台で牡馬と対決する。現在は滋賀県・ノーザンファームしがらきで調整されており、近日中に帰厩する見込み。
また、21年のローズS勝ち馬アンドヴァラナウト(牝5歳、栗東・池添学厩舎、父キングカメハメハ)は昨年同様に、阪神牝馬S(4月8日、阪神)からヴィクトリアマイル(5月14日、東京)のローテーションが検討されている。