◆第73回東京新聞杯・G3(2月5日、東京・芝1600メートル)
坂本(以下、坂)「ハ、ハ、ハーックション! 美浦は天気に恵まれていますが、寒さと花粉で体調が悪いです」
玉木(以下、玉)「目も腫れてつらそうだね」
坂「それでも今週は東京新聞杯。目を引く馬は見つけられましたよ。タイムトゥヘヴンは活気あふれる走り。2週連続で追い切った大野騎手も『元気が良くて状態はいい』と好感触でした。近2走は直線で前が詰まるなどスムーズさを欠き、まともなら侮れませんよ」
玉「こっちはマテンロウオリオンが気になるね。前走は本命で期待しましたが、ゲート内で頭をぶつけて出血していたほどで参考外。今朝は気分良く、いつもより素軽い印象で、昆調教師も『動きは抜群』と太鼓判を押していたよ」
坂「今週から予想デビューする山下記者は?」
山下(以下、山)「ハイ! ジャスティンカフェが栗東・CWコースでの併せ馬で、ダイナミックなアクション。馬体に厚みが出てパワーアップされた印象です」
玉「福永騎手にとっては“最後の2月”で、名手の手綱さばきにも注目だね」
坂「いずれも決め手上位の馬ばかり。あとは馬場がカギですね。開幕週だった先週の東京は逃げ、先行馬の活躍が目立っただけに、ウインカーネリアンの先行力は怖い。馬具も工夫してゲートの不安も解消されそうだし、動きに関しては鹿戸調教師も『(ゴール板を過ぎた)1コーナー過ぎまで追っていたし、いい負荷をかけられた』と合格点の口ぶりでした」
山「当日の芝コースの傾向も踏まえたうえで、きっちりと当てにいきましょう!」