第60回報知杯弥生賞ディープインパクト記念・G2が3月5日、中山の芝2000メートルで行われる
ホープフルSで鼻差の2着のトップナイフ(牡3歳、栗東・昆貢厩舎)が主力。2走前の京都2歳Sでも4角で不利を受けながら直線伸びて2着と、勝ち運はないが、地力は確か。1週前の走りも上々で昆調教師は「迫力が出てきた」と成長を実感している。自在性にも自信を持っており「中山は合うはず」と勝機を見込む。
最後までしぶとく差を詰めて強豪相手の共同通信杯で4着に頑張ったタスティエーラ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)。間隔は詰まっているが、ポテンシャル上位で出走してくれば当然マークが必要。
京都2歳S1着グリューネグリーン(牡3歳、美浦・相沢郁厩舎)は血統背景から中山適性はあるはずで、ホープフルS11着からの巻き返しを期す。1番人気の京都2歳Sで6着に敗れたグランヴィノス(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)。シュヴァルグラン、ヴィルシーナ、ヴィブロスの弟で素質は高く、ここで激変があって驚けない。
2戦目の若駒S2着ワンダイレクト(牡3歳、栗東・藤岡健一厩舎)、大逃走で福島未勝利を勝ち上がったゴッドファーザー(牡3歳、美浦・萩原清厩舎)もエントリー。(大上 賢一郎)