関東では7年ぶりのJRA女性ジョッキーとなる小林美駒騎手(17)=美浦・鈴木伸厩舎=は3月5日、中山で4鞍に騎乗。8Rの3歳1勝クラス(芝1600メートル、16頭立て)では13番人気のラキャラントシス(牝6歳、美浦・鈴木伸尋厩舎、父ダイワメジャー)とのコンビで好スタートから果敢に鼻を奪うと直線もしぶとく粘り込み5着と健闘した。
レース後に小林美駒騎手は「返し馬からすごく落ち着いて乗りやすかったですし、道中も息を入れられて、しまいまで頑張ってくれました。積極的なレースを心がけたのも良かったです」とパートナーたたえた。
初の芝のレースだったが、「軽やかな馬場でスピードが出て、乗りやすかったです。自分の強みであるゲートの速さも出せたかなと思います」。
前日の土曜(4日)最終レースでは、自厩舎のクリーンドリーム(牡5歳、美浦・鈴木伸尋厩舎、父ダンカーク)に騎乗し、ゴール前で差されはしたが直線で一度は先頭に立ち、見せ場十分の3着と大健闘。
土日を振り返り、小林美駒騎手は「内らちに近すぎたり、まだまだ課題も多いですが、先輩ジョッキーや(鈴木伸尋)先生などに指摘していただいたことを来週以降に生かしていきたいです」と前を向いた。