◆第91回日本ダービー(5月26日、東京・芝2400メートル)=栗東トレセン
皐月賞で17着に敗れたメイショウタバル(牡3歳、栗東・石橋守厩舎、父ゴールドシップ)が、前走後初めてとなる速い追い切りを消化した。
2回目のハロー(整地)明けのCWコースに登場。折り合い対策でクロス鼻革を着用し、スピリットワールド(5歳2勝クラス)を6ハロンで3馬身追走してスタートした。直線に向いても同馬の真後ろにつけて我慢させ、残り150メートルで内に入れ、持ったまま68秒5(6ハロン85秒4)―11秒6で首差先着した。
騎乗した浜中俊騎手は「きょうは我慢する目的で、折り合いの確認でした。リードホースの後ろで、今やるべき形の調教で理解してくれれば。馬はタフですね。特に変わりなく、オンとオフがはっきりしているので、回復力につながっていると思います。来週も再来週も乗せてもらう予定です」と気を引き締めた。大一番に向け、コンタクトを深めていく。