【スプリングS】ホウオウビスケッツがWコースでラスト11秒2 奥村武調教師「かなり動けるようになった」

Wコースで追い切ったホウオウビスケッツ(カメラ・橋口 真)
Wコースで追い切ったホウオウビスケッツ(カメラ・橋口 真)

◆第72回スプリングS・G2(3月19日、中山競馬場・芝1800メートル)追い切り=3月15日、美浦トレセン

 皐月賞トライアルのスプリングSでデビュー3連勝を狙うホウオウビスケッツ(牡3歳、美浦・奥村武厩舎、父マインドユアビスケッツ)が、Wコース単走で追い切ってスピード感あふれる走りを見せた。道中からリズムの良い走りをみせて、直線でしまいを伸ばすと馬なりのままラスト1ハロン11秒2をマークした。

 奥村武調教師は「よかったですね。動かせば、かなり動けるようになったし、使うごとに追い切りの動きは良くなっている。一戦ごとに馬の成長が大きい」と、順調な仕上がりと素質の高さにうなずいた。新馬戦、フリージア賞は鮮やかに逃げ切っており、今回の重賞初挑戦は試金石の一戦になりそうだ。

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