永島まなみ騎手が父の管理馬で勝利…泣きそうになった父の「あなたのおかげで勝てました」という言葉に照れ笑い

12レースでメイショウオニテが1着なり、永島まなみ騎手(右)と父の永島太郎調教師は並んで記念撮影に納まった(カメラ・蔵田 成樹)
12レースでメイショウオニテが1着なり、永島まなみ騎手(右)と父の永島太郎調教師は並んで記念撮影に納まった(カメラ・蔵田 成樹)
永島まなみ
永島まなみ

 JRAの永島まなみ騎手(20)=栗東・高橋康之厩舎=は15日、姫路競馬場で行われた12レース「たんぽぽ賞」(ダート、距離800メートル)で父、太郎調教師が管理するメイショウオニテ(牡7歳、父キンシャサノキセキ)に騎乗して見事1着。初の親子タッグで最高の結果を出した。「あなたのおかげで勝てました」と父から言葉をかけられ、照れ笑いのまなみは「(メイショウオニテ)の過去のレースをみてよれるところがあったのでそこを注意して乗りました。父の厩舎の馬で勝てたのはよかったです」。ただ、10レースの「書写山特別」でオリンポスカズマに騎乗した際、4コーナーで急激に外側に斜行し他馬の進路を妨害したとして16日、21日の2日間の騎乗停止処分を受けたこともあり「迷惑をかけてしまったので」と喜びも控えめだった。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、交流競走に出走する騎手への騎乗が制限されていたが、1日から解除されたことで待望の騎乗依頼をした父は「ゴール前はさすがに泣きそうになった。自分が勝った時よりうれしい」と夢心地。レースで着用していた桃袖白一本輪から自らが着用していた白袖、胴赤、黄色二本輪の騎手服を娘に着替えさせて記念撮影に臨むなど喜びを爆発させていた。

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